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手作り生活に憧れて....


by Buongiorno2006
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mumbo jumbo

パンの生地と格闘していた一回目は強力粉の分量を間違えて、
捏ねるときにあまりの硬さで手首を痛めた。ガーン!!
失敗を挽回するため、2回目の挑戦で、分量を計算に計算して、
私の今までの人生でこんなに計算したことがないくらい、計算済みの粉に仕込み水を入れて、
捏ねた感触に「ピン」と来たもの。今度こそ大丈夫そうなんだ。

オーブンの発酵機能を使って発酵させようとしたが、
どうも庫内の温度が設定温度まで上がらず、生地が膨らまない??
ついてないなぁ~
この時思いついたのは炊飯器。
確かに炊飯器でおかずも作れるような、テレビでみたことがある。
これなら、パンの発酵に使えるかも、早速生地を釜に入れて、保温スイッチを押して、
30分待ってたら、なんと2倍程膨らんでいるのではないか?
これはすごい!!
というわけで、その後も順調にオーブンで焼き上げて、成功作の第一号として飾ってくれた。
まさに「失敗は成功のもと(失敗為成功之母)」。

この日作ったのはカフェオレパン。
インスタントコーヒーを生地と混じるだけで、部屋中にコーヒーのいい香りが漂っていた。

成型前
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成型後、ふわふわでまあまあのお味。
mumbo jumbo_d0092347_12535237.jpg

これからは日本にないような私の大好物葱パンを作ってみたい。
# by buongiorno2006 | 2006-10-10 00:07 | お稽古

a calm before a storm

「嵐の前の静けさ(暴風雨前的寧靜)」

この言葉が何かを予言しているように感じれる。
何かが起きてしまうのではと感ずいている時に、
事前に予防対策を練りつくして対応できたら言うことはない。
だけど、人生にはそんな甘いもんじゃないようだ。
そして、一国の政治にも同じように喩えるだろう。
今年の台湾は決して静かではない。
現総統一家の腐敗ぶりに、とうとう国民から退陣の要求が上がっている。
又、大規模なデモも行われていた。
今後台湾の政治の行方はどうなってしまうのか?

10月6日は中秋の日。あいにくの天気で月が見られないとの予報が出ている。
別に、この日に拘ってわざわざ月を見上げることをしなくてもいいけど、
この日は台湾人にとってただ月を眺めるだけではなく、
遠く離れた家族と団欒する節日でもある。

何年ぶりか月餅を食べてないから、横浜の重慶飯店まで買いに行ってきた。
店内には客で賑わい、評判のいい店とこの日はじめて知った。
こちらの月餅は大小サイズ揃えているから、
どれも美味しそうで何種類も買っちゃった。
a calm before a storm_d0092347_15171522.jpg


個人的に「豆沙月餅(あんこ入り)」が特に好きで、
他にはごまあんの月餅とドライフルーツ味の月餅もチョイスした。
月餅ではないお菓子、「太陽餅(タイヤンビン)」が台中の名産で、
パイ生地の真中に少しだけ麦芽糖のあんが入っていて、素朴な味がなかなか良い。

芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、行楽の秋、スポーツの秋
というように続いているけど、私は断然に食欲の秋だね。
a calm before a storm_d0092347_15173084.jpg

# by buongiorno2006 | 2006-10-06 15:19 | グルメ

as if in a dream

日立製作所のCMソング
この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから

CMが入る時、ついつい歌ってしまう。
歌詞もリズムも覚えやすいから、
画面上の大きい木を見ながら音痴のワタシでも歌いだしてしまう。

世界中で日々数え切れないほどの樹木が伐採される中、
植木の重要性が改めてかんがえさせてもらった。

そういえば、イタリアで見た個人的に面白いと思った木がある。
日本の松と種類は違うみたい。
頭の丸みがアフロヘヤに似てない?

見るたびにおかしくて笑ってしまう、ワタシ。
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# by buongiorno2006 | 2006-10-01 18:48 | 思考

give and take

不定期に通っている料理教室。
今回のメニューはカボチャのチーズケーキ。
カボチャのスイーツは素材そのものの味が強い。
主役を主張するかのように、味がしっかりしている。
材料となるものを順番とおりボールに入れて、
ハンドミキサーでかき混ぜて
後はオーブンに入れて30分焼くだけの作り方なので、
簡単にできるから忙しい女性にうれしい一品。

材料:
土台用の ビスケット
カボチャ、生クリーム、クリームチーズ、ブランシュガー、コーンチターチ 、タマコ
飾り用のカボチャ種、くるみ
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いつも生徒で賑わう教室。先生たちも若くて親切!
たまに聞き取れない私にも、ゆっくり説明してくれるので、
助かった!
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# by Buongiorno2006 | 2006-10-01 13:15 | お稽古

Golden rule


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「痘痕もえくぼ」の意味はほれてしまうと欠点まで好ましく見えるとして解釈されている。
物や事象にも喩えるだろう。
この言葉と全く正反対の意味を持つのは何だろうと考えている時に、
中国語の「只能遠觀不能近看」のニュアンスが最も近いのではないかと思って、
この諺は遠く見るとき目にきれいに映るだけれども、
近くで見るとお世辞にも言えないほど醜いという意味合いで使われている。

これまでの富士山は私の中では、山そのままの象徴でしかなかった。
飛行機の窓邊から眺めたとき、薄い雲にかかってはっきり見えなかったけど、
それが逆に「自然美(自然の美しさ)」と感じ取ってしまう。

遠くから凛とした姿が何ともいえない近寄れない感じすらしたけど、
古くから近寄りたいと思う旅人が後絶たずに毎年山開きの日から
険しい道のりを乗り越えて山頂まで登り切るには、それなりの理由があるに違いない。
富士山の真実を探りたい。
苦しい山登りを克服して強くなりたい。
ただご来光を拝めたい。
体力を鍛えたい。
等、富士山登山を挑戦するには、人それぞれの理由がある。
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ならば自分は?
空に近い3200メートルの山頂からの景色を体感したい、ただそれだけの理由。
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こうした考え方の始まりは安易だったかもしれない。山を登っていくうちに、最初持参した酸素ポンプに頼って何とか登れたけど、次第に酸素ポンプが切れて、高山病に似た症状が出はじめた。それでも力を振り絞って山小屋にたどり着いたとき、夕飯に食べたカップラーメンは有難く美味しかった。この頃の山小屋はハイシーズンだからって、通常6人の寝床をなんと!10人が詰め込まれた。これじゃ寝返りもできないほど一人の体もないスペースで、2時間、3時間横になってても、一向に寝れそうにないから、嫌々で起き上がって小屋の外で星空を眺めるしかなかった。

朝2時頃いちばん山頂まで登る人たちが起されて、仕度をして小屋を後にした。
自分にはさらに登れる力がないから、3200Mのポイントからご来光を拝めることにした。

5時半頃、待ちに待った朝日がゆっくりと顔をだしてくれた。
周りから「万歳!万歳!」の連呼が聞こえ、登山の辛さが一気に吹き飛んじやった。

厳しい山なんだけど、富士山は「遠くで見ても、近くで見ても美しい(遠觀近看皆相宜)」にピッタリ!行ってこられて、本当によかった!!そう思えるのも富士山ならではの魅力と言えよう。

宿泊先:白雲荘
交通アクセス:Highway bus
# by Buongiorno2006 | 2006-09-30 00:56 | Life